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「環境」「いのち」に関する課題を神学、宣教学などの見地から考察
現代社会が抱える「環境」や「いのち」といった課題に対して、キリスト教はどのようなメッセージを発信できるのか。これまでキリスト教が歩んできた歴史を振り返りつつ、神学、キリスト教史、宣教学、環境・社会学等の分野から立体的に考察する一冊。
【目次】
まえがき
凡例
第Ⅰ部 聖書・神学からの照らし
いのちへのまなざし……菊地 功
カトリック教義神学のきのう・今日・明日─恩恵論の視点から……光延一郎
J・H・ニューマンと第二バチカン公会議─第二バチカン公会議の先駆けとしてのニューマン神学……川中 仁
上智大学神学部六十年の歩みと今後の期待……百瀬文晃
第Ⅱ部 教会や世界への広がり
カトリック教会と神社参拝問題─『エクス・イルラ・ディエ』対『マクシムム・イルド』……三好千春
「信仰のセンス」を識る─実践基礎神学の今日性……原 敬子
和解のための実践哲学─修復的正義の精神とその可能性……石原 明子
被造物のケアと社会的包摂─総合的なエコロジーをもとに……吉川まみ
あとがき
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