正義と平和の口づけー日本カトリック神学の過去・現在・未来ー

正義と平和の口づけー日本カトリック神学の過去・現在・未来ー

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出版社
日本基督教団出版局
著者名
髙山貞美 , 原敬子
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2020年4月
判型
四六判
ISBN
9784818410596

「環境」「いのち」に関する課題を神学、宣教学などの見地から考察

現代社会が抱える「環境」や「いのち」といった課題に対して、キリスト教はどのようなメッセージを発信できるのか。これまでキリスト教が歩んできた歴史を振り返りつつ、神学、キリスト教史、宣教学、環境・社会学等の分野から立体的に考察する一冊。

【目次】

まえがき
凡例

第Ⅰ部 聖書・神学からの照らし
いのちへのまなざし……菊地 功
カトリック教義神学のきのう・今日・明日─恩恵論の視点から……光延一郎
 J・H・ニューマンと第二バチカン公会議─第二バチカン公会議の先駆けとしてのニューマン神学……川中 仁
 上智大学神学部六十年の歩みと今後の期待……百瀬文晃

第Ⅱ部 教会や世界への広がり
 カトリック教会と神社参拝問題─『エクス・イルラ・ディエ』対『マクシムム・イルド』……三好千春
 「信仰のセンス」を識る─実践基礎神学の今日性……原 敬子
 和解のための実践哲学─修復的正義の精神とその可能性……石原 明子
 被造物のケアと社会的包摂─総合的なエコロジーをもとに……吉川まみ

あとがき

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