コックファイター

扶桑社ミステリー

コックファイター

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出版社
扶桑社
著者名
チャールズ・ウィルフォード , 齋藤浩太
価格
1,155円(本体1,050円+税)
発行年月
2020年5月
判型
文庫
ISBN
9784594084851

「もう俺も誰ともしゃべらない。」――加瀬亮(俳優)

ロジャー・コーマン製作の伝説的カルト映画、
その幻の原作がついに邦訳なる!
『拾った女』(『このミステリーがすこい!2017年版』海外編第4位)の巨匠が贈る、
前代未聞の「闘鶏小説」! これぞ「男」のノワール。


舞台はアメリカの南部。フランク・マンスフィールドはプロの闘鶏家だ。
生涯の目標である最優秀闘鶏家賞のメダルを手にするまでは、
誰とも口を利かないという沈黙の誓いを立てて、
闘鶏に文字通り命を懸けて生きてきた。
サシの勝負で敗れ、最後の鶏まで喪って文無しになったフランクは、
復活を期して再び動き始めるが……。
乾いたユーモアと血腥い戦いの美学に彩られた、これぞ「男」のノワール。
ロジャー・コーマンの伝説的カルト映画原作にして
巨匠最大の問題作が、遂に邦訳なる!〈解説・滝本誠〉



『コックファイター』は、ウィルフォード小説にあって、
いや彼にとどまらない、小説界全体としても、
きわめて異色の作品である。
ハーマン・メルヴィルが『白鯨』を鯨百科と化したように、
ウィルフォードは『コックファイター』を「闘鶏全書」とする――。
               ――滝本誠(評論家)

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