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ハリウッドスター・ミュージシャン・政治家・インフルエンサー
摩訶不思議なセレブリティ・ワールド探究記
アメリカのセレブリティは、世界の政治や経済を動かすほどの巨大な影響力を持っている。その背景には、カルチャー、政治、SNSなどが複雑に絡み合った「アメリカという社会の仕組みとその歪み」がある。
気鋭のセレブリティ・ウォッチャー/ライター辰巳JUNKが、世界を席巻する20組のセレブリティを考察し、その仕組みを解き明かす!
【目次】
まえがき
レディー・ガガ:アイデンティティ政治とリベラルなセレブリティ
ドナルド・トランプ:共和党/民主党カルチャーのステレオタイプ
カニエ・ウェスト:暴言王と儲かるビーフビジネス
ビヨンセ:「政治的分断」スーパースターの「黒人女性らしさ」
テイラー・スウィフト:「政治的中立」スターの華麗なるリベンジ
BTS:身近なポップスター
キム・カーダシアン: 「有名なことで有名」なインフルエンサー
ジャスティン・ビーバー:セレブリティとキリスト教
マイケル・ジャクソン:ポップの王様とキャンセルカルチャー
ケンドリック・ラマー:黒人は獲れないグラミー賞
マルーン5とラッパーたち:ロックが死んだ時代のロックスター
リアーナ:過激なフェミニズムアイコン
ワン・ダイレクション:アイドルの交際ビジネス
ブリトニー・スピアーズ:崩壊したアメリカンドリーム
ビリー・アイリッシュ:絶望を歌うティーンエイジャー
アリアナ・グランデ:暗闇の中で光を探すヒーロー
レオナルド・ディカプリオ:40億円かけても獲れないアカデミー賞レース
メリル・ストリープ:#MeTooでは女性も悪役?
ブラッド・ピット:マッチョな男らしさの黄昏
近藤麻理恵:日本文化のスピリチュアリティ需要
あとがき
〈コラム〉
失敗したビーフ
テイラーとカニエの10年戦争
アメリカにおける「アイドル」概念
「七輪」事件と「文化と人種」問題
LGBTQを描かないハリウッド大作
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