愉悦の大橋

二見時代小説文庫

愉悦の大橋

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出版社
二見書房
著者名
麻倉一矢
価格
724円(本体658円+税)
発行年月
2020年5月
判型
文庫
ISBN
9784576200590

大川に架けた橋はなぜ二十年ほどで崩れる?

俊平に調査の下命!
将軍吉宗の承認を待たず、老中主座松平乗邑の采配で着々と根廻しが進む、浅草~向島〈 大川橋 〉計画。
背後に西国の大藩の影も…。


将軍吉宗は剣術指南役で影目付の柳生俊平に下命。
──幕府の大川架橋はつねに厄介ごとに見舞われてきた。多くの橋がわずか二十年ほどで崩れ犠牲者を出している。
今度の浅草から向島への大橋も、余の承認の前にすでに地価が上昇、さまざまな利権に老中松平乗邑までが浮き足立っている。
俊平、余が決定を下す前に、さまざまな調べをつくしてほしい。頼んだぞ!


◆ 著者について
麻倉一矢 あさくら・かずや
1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。
著書に、『かぶき平八郎荒事始』シリーズ、『上様は用心棒』シリーズ(二見書房)、『やさぐれ大納言』シリーズ(コスミック出版)、
『無外流立志伝』シリーズ(富士見書房)、『将軍の影法師 葵慎之助』(徳間書店)等の人気シリーズがある他、
『豊臣の黄金』、『家康の野望』、『鬼の吉宗』、『一本槍疾風録』(祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、
『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP)、『徳川三国志』(徳間書店)等著書多数。


◆ 好評既刊
上様は用心棒 シリーズ 全 2 巻
かぶき平八郎荒事始 シリーズ 全 2 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )

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