シルクロード悠久の天地

シルクロード悠久の天地

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出版社
笠間書院
著者名
山田勝久
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2020年4月
判型
A5
ISBN
9784305709233

東洋と西洋の文化交流の道であるシルクロードは、古代文化の宝庫であり、世界中の人々を惹きつけてやまない魅力があります。本書は、西域26カ国66回現地踏査したシルクロード第一人者の筆者が、歴史と回想で綴ります。

東の終着点、飛鳥・藤原京から、西の終着点、ギリシア・ローマまでの主なオアシス約20カ所を選んで、その町の歴史や文化を解説。

長安・洛陽、敦煌、楼蘭など、よく知られたシルクロード関連遺跡から、トルファンの勝金口石窟、クチャのアゲ故城とアアイ石窟、トムシュクのチラン故城、ホータンの熱瓦克遺跡、葉城のキバン千仏洞など、これまでのシルクロード関連書籍では触れていない未開放遺跡も紹介します。

筆者撮影の貴重なカラー写真約100枚、地図約20枚を掲載。シルクロードに詳しい読者からあまり詳しくない読者まで、シルクロードを深く知ることができる内容です。





シルクロード関連地図

序文

第一章 大陸文化の精華と飛鳥・藤原京

 第一節 藤原京とペルシアのガラス碗

 第二節 長安・洛陽の光彩

 第三節 西夏王国の黒水城・黒水国を訪ねて

 第四節 流沙の都“敦煌”の美と心

第二章 タクラマカン砂漠の周辺に咲いた仏教美術

 第一節 吐魯番は民族興亡の歴史舞台

 第二節 尉頭国(トムシュク)の歴史を探る

 第三節 北庭故城と北庭高昌回鶻仏寺の魅力

 第四節 悠久の楼蘭王国に立つ

 第五節 亀茲国の偉人、鳩摩羅什の歩いた道

 第六節 天山南麓のアアイ石窟とアゲ故城

 第七節 于〓国(ホータン)は仏教と玉石の国

第三章 中央アジアからインド・中近東・地中海へ

 第一節 サマルカンドからメルヴを行く

 第二節 釈迦の出生地と出家地を訪ねる

 第三節 シリアの世界遺産、パルミラ王国の残影

 第四節 ボスラ・ペトラ・ペルセポリスの興亡

 第五節 マケドニアのペラからローマへ

シルクロード関連年表





1943年 愛知県生まれ。早稲田大学国語国文学専攻科修了。二松学舎大学大学院博士課程単位取得満期退学。北海道教育大学教授、大阪教育大学教授・学長補佐・附属池田中学校長、人間文化研究機構 総合地球環境学研究所研究水準外部評価委員を経て、現在は、大阪教育大学 名誉教授。神戸常盤大学 客員教授。公益財団法人 東洋哲学研究所 委嘱研究員。NHK文化センター京都・西宮「シルクロード」講師。橿原市観光大使。40 年におよび西域

26 カ国を66 回実地踏査

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