ぼくと母さんのキャラバン

講談社・文学の扉

ぼくと母さんのキャラバン

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出版社
講談社
著者名
柏葉幸子 , 泉雅史
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2020年4月
判型
A5
ISBN
9784065186152

ジブリの劇場版アニメ『千と千尋の神隠し』に多大な影響を与えた『霧のむこうのふしぎな町』の著者、柏葉幸子さんの新作ファンタジー!

最近、トモの母さんの様子が、どうもおかしい。いきなり髪をベリーショートにしたり、出不精なのに街のあちこちに出かけていたり、父さんやトモが話かけてもぼんやりしていたり……。
ある夜、のどがかわいたトモが冷蔵庫の牛乳を飲もうとしたら、うしろに母さんより大きなネズミが立っていた! それに、家から母さんがいなくなっている!!
トモたちの暮らす八巻市(やまきし)は、どうやら巨大ネズミやクマやウサギがしゃべる不思議な世界とまじわってしまったようだ。そして母さんは、この世界のラクダのキャラバンを引いて、あるものを山の展望台にとどける約束をしていて、そのルートを下調べしている最中に、ふたつの世界のどこかにまぎれこんでしまったみたい……。
トモは、母さんの代わりにキャラバンを引いて、母さんをさがす旅に出ることにした。
【対象:小学中級以上】

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