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底を見て亀を演じて地べた這い
寄せ場巡りて この世の果てへ
文章家・伊藤裕作、1968〓2019年の総括出版。これからも書き続けます。
【本書の内容】
起の章
1968年2月24日、18歳の誕生日前日、私の歌の旅は始まった。
《敗残兵・父の茎立ち闇を打ち「帝国軍人の戦後は終わったのであります」》
承の章
《振り向くな!振り向けど振り向けど彼方・闇 前後不覚の静脈行路》
歌と別れるが、1988年に売春防止法施行30周年記念の歌集を上梓。それも一時、私は歌から離れた無頼の徒の生活を続ける。
転の章
2005年、大学院へ社会人入学、2010年還暦の年から〝ハーフターン〟生活をおくり、作歌活動を再開する。
《犀星の詠いし詩の意味を問い高速バスでわれ故郷へ》
合の章
10年間に詠った〈心境短歌=わたくしたんか〉。人生の歩みの移り変わり、それは我が魂の年代記でもある。
【伊藤裕作に寄せて】
◎伊藤裕作の短歌的出立は、早稲田短歌会入会に始まる。伊藤裕作は、これからも、したたかにしなやかにちからつよく凡愚の道を闊歩してゆくであろう。(福島泰樹)
◎寺山修司を連れて故郷へ「ハーフターン」する伊藤裕作の仕事を面白く見ている。(勝又浩)
◎伊藤裕作は必死で生き、捻り潰されていった無数の無告の女たちの声を聞いてきたのだと〓〓。(桃山邑)
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