精神医療 98号

特集:漂流する精神看護ー専門職としての精神看護師の存在理由

精神医療

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出版社
批評社
著者名
『精神医療』編集委員会(1992) , 阿保順子 , 佐原美智子 , 近田真美子
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2020年4月
判型
B5
ISBN
9784826507134

市場経済が社会を席巻し、看護も効率と自己責任を堂々と看板に挙げる時代になった。その仕組みの本質に気づかないまま、考えないまま、看護職はひた走ってきた。
看護職者は、医療専門職者の中で最も多くを占めているし、その歴史も長い。今、他の専門職が行っている仕事内容は、たとえ深さと広さは違っていても、看護職がこれまでやってきたことでもある。他の専門職が不要だと言っているわけではない。
看護職は、なんでもやってきたし、何でもできる。だが、何者でもない――。
いったい精神科看護職の存在理由はどこにあるのか。精神看護職者とは何をする人なのだろうか。この問いは今もある。というよりは今こそ大きい問題になっていると言えよう。手を替え品を替えてみても、中身はいかにも心もとない。
先達の知識と経験をつうじ、精神看護職の存在理由――なんとなく実体があるように思われている精神看護とはいったい何なのか――に迫る。

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