「第三者委員会」の欺瞞

中公新書ラクレ

「第三者委員会」の欺瞞

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出版社
中央公論新社
著者名
八田進二
価格
946円(本体860円+税)
発行年月
2020年4月
判型
新書
ISBN
9784121506856

厚労省の毎月勤労統計


東京医大の入試差別


日大アメフト部の反則


朝日新聞の捏造


東芝の不適切会計……。






不祥事を起こした企業や団体が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する?禊のツール〟になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる?隠れ蓑〟になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった――と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。「第三者委員会格付け委員会」委員として組織を監視してきた会計のプロフェショナルが、第三者委員会を徹底分析する。

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