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こころは服を着るからだ
奥行きのファッション論へ
衣服と言葉はそんなにも似ている。人として生きるということは、意味を着たり脱いだりしているということ。ファッションは時代と環境のなかで常に変化していくけれど、変わらないことがある。衣服はからだの枠組みを作り、こころを着て他者に呼びかけ、動いて関わり、自我を隠すも自ずと現われ、ひとり遊ぶこともできる、空虚な中心のわたしの分身。その普遍の理論である着る行為の意味を探究する。
※本書は、左右両開きです。縦組(右開き)で日本語、横組(左開き)で英語の、2つの言語で書かれています。(日本語の英訳が書かれているわけではありません。それぞれ内容の異なる論稿となります。)
日本語パート、英語パートのあいだには、付録として、詩とマンガ作品を収録。
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