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山積する難題、枯渇する資材、そして悪化する一方の戦局にあって、
どうにか昭和20年の初飛行への計画が立てられた。
だがそれを待たず開発中止命令が下される。そして敗戦。
関係書類はすべて焼却され、中島飛行機は終焉を迎えた。
――幻に終わった「富嶽」計画とは何だったのか。
その開発にあたった技術者たちはどんな思いを抱いていたのだろうか。
「日本の近代化、工業化をひたすら担い、黙々と支えてきた技術者が、
追いつめられた状況下で、実現不可能ともいえる大計画を前に、
『国家の命運がかかっている』といい渡されたとき、それを どのように受けとめ、
どんな思いを抱きながら取り組んでいったのだろうか(略)
それはあたかも現代の〝技術大国日本?を担っている技術者たちの
日常の仕事を極限化した姿ではないだろうか」(あとがきより)。
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