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本書はジャン・ラクロワ監修の哲学入門のシリーズの一冊として刊行されたフーコーの処女作である。「精神の病理と身体の病理とは本質的に異なった次元のものではないか?」という根本的な問いが最初に投げかけられ、現代の心理学・精神医学の業績を精細にたどりつつ、鋭い批判と独創的な人間考察を展開している。ことに第二部の「狂気と文化」においては、「狂気は、その文化自体のポジティヴな表現である」とする論理を生きいきと叙述し裏づけてゆく。構造主義的思考の芽生えを知る最良のフーコー入門。
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