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ノーベル賞受賞者が、幸福を感じる仕組みから、がん免疫療法までを語る
2018年10月、「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」により、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、本庶佑京都大学高等研究院副院長・特別教授。がん治療を画期的に変えた発見とはどのようなものか。半生を綴った「ひょうたんから駒を生んだ、私の幸せな人生」、発見過程と内容を記した「獲得免疫の思いがけない幸運」、皇居で行われた講書始の儀におけるご進講「免疫の力でがんを治せる時代」から、わかりやすく説明する。表題作「幸福感に関する生物学的随想」は、人間が幸福を感じる生物学的仕組みを科学的に迫ったものだ。科学のおもしろさ、研究の魅力を伝える本書の読者から、未来のノーベル賞受賞者が誕生するかもしれない。
(本書の構成)
●幸福感に関する生物学的随想
……国際高等研究所報告書『比較幸福学』より
●ひょうたんから駒を生んだ、私の幸せな人生
……2018年ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演「Biography」 ※竹内 薫・訳
●獲得免疫の思いがけない幸運
……同講演「Serendipities of Acquired Immunity」※竹内 薫・訳
●免疫の力でがんを治せる時代
……講書始の儀におけるご進講(2019年1月11日)
●Biography
……2018年ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演・英文
●Serendipities of Acquired Immunity
……同・英文
(著者について)
本庶 佑
京都大学高等研究院副院長・特別教授、医学博士。1942年、京都市生まれ。京都大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。カーネギー研究所招聘研究員、アメリカ国立衛生研究所客員研究員、東京大学医学部助手、大阪大学医学部教授、京都大学医学部教授、同医学部長などを経て現職。専門は分子免疫学。恩賜賞・日本学士院賞、ロベルト・コッホ賞、文化勲章、京都賞など受賞・受章多数。2018年、ノーベル生理学・医学賞を受賞。
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