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本書は、量子力学が「重ね合わせの原理」「正準交換関係」「シュレディンガー方程式」「確率原理」という4つの基本原理を柱とすることを明らかにし、読者が量子力学の全体像を理解・把握し、自らの考えや方法で再構成できるとともに、多様な応用をできるようになることを目標にした。
基礎編ともいうべきⅠ巻に引き続きII巻では、準古典近似(WKB近似)や変分法について述べ、シュレディンガー方程式の理解を深めるとともに、これらを同種粒子の多体系に拡張する。その後、第4原理を加えた4つの原理から導く状態遷移の諸問題を解説した。また、最後の章では、現代物理学の最先端のテーマの一つである量子情報を取り上げ、その基礎的な知識を解説した。
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