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古代から現代まで歴史の道筋を体系的に把握し、
現代社会がいかなるものであるかについて解説した西洋経済史のテキスト。
第1章から第3章までは弁証法的唯物論を学ぶ上で必須の西洋哲学史、
第4章でヘーゲルの弁証法とマルクスの弁証法の相違を特に価値形態論を例に挙げて説明し、
第5章でマルクスの階級論を貨幣論との関連で論じた。
第6章から第10章は古代から近世までの経済史的発展の要点、
第11章から第15章でイギリスとドイツを中心に産業革命とその後の経済発展の過程を論じた。
第16章ではこのような発展の一つの帰結としてのイギリスによる経済覇権を論じている。
冷戦の発生から終結までのドイツ、現代の覇権国家たるアメリカについても掲載。
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