前近代東アジアにおける〈術数文化〉

アジア遊学

前近代東アジアにおける〈術数文化〉

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出版社
勉誠社
著者名
水口幹記
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2020年2月
判型
A5
ISBN
9784585227106

天文学・数学・地理学など自然科学分野と、易を中心とした占術が複雑に絡み合った思想・学問である「術数」。
術数は前近代を通じて東アジアの国々に広く伝播し、それぞれの社会に深く浸透してゆくことで、それぞれの民族文化の形成にも強い影響を与えた。
本書では、幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定し、これまでの研究では看過されがちであった理論・思想以外の事象―文学・学術・建築物などへの影響や受容―を対象とし、地域への伝播・展開の様相を通時的に検討する。
中国中心の術数研究から東アジアの術数研究への展開を望む一冊。

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