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本書は、中小規模・ベンチャー企業の成長の評価ツールとして広く金融機関で用いられている事業性評価の仕組みを、「デザイン経営」の視点から企業の「競争力の源泉」(デザイン)としてポジティブに活用し、企業の新たな価値創造プロセスの制度設計を目指そうとするものである。テーマの性格上、主に中小規模・ベンチャー企業を対象とするが、企業競争力の向上を目指そうとするデザイン経営の理念は広く大企業を含む産業全般に適用しうるものである。
企業成長力の事業性評価の仕組みは、単なる造型的なデザインの問題としてではなく、企業の競争力向上という経営の戦略や組織のあり方を目指している。事業性評価もまた同様である。事業性評価を企業の単なる健康体力測定といった仕組みとしてではなく、企業の見えざる競争力を顕在化し、それを戦略的に活用するという、より前向きの「攻めの経営」課題として位置づけ、取り組むべき問題との認識が重要である。本書は、このような視点から、本書を「企業成長のデザイン経営」として特徴づけ、事業性評価の根源的意義と役割を考えていく。
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