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「日本の15歳『読解力』15位に後退」など、読解力低下問題が世間を賑わせています。読解力が必要な場面は、国語は言うに及ばず、英語、数学、社会、理科、小説、エッセイ、論説文、新聞、マンガ、図解、グラフまで多岐に渡ります。AIに負けない本当の読解力は、メディアのジャンルを超え、学校、社会、家庭で、力強く「生きる力」を育ててくれます。
本書は「読むのが苦手」「読解力が大事って言われても……」と、ちょっと嫌そうな顔をしている中学生3人が、案内役の犬塚先生と共に、
「文字が読めれば読めたことになりますか?」
「「わかる」ということはどういうことですか?」
「たくさん本を読めば読解力は向上しますか?」
「マンガは読解力に役立ちますか?」
「図やグラフを読むのに読解力は必要ですか?」
といった疑問への答えを心理学の観点から探していきます。
本文はイラストレーター・松本セイジさんほか図版も充実。現役中・高生から、子供の読解力に関心のある保護者、読解力を身に付けたい社会人まで、わかりやすく読解力を学べる内容です。
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