補遺
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『實躬卿記』は、公卿権大納言三条実躬の日記であり、鎌倉幕府と朝廷周辺の動静や有職故実が記録された、鎌倉後期の基本史料である。本冊には、武田科学振興財団所蔵自筆本および早稲田大学所蔵自筆本の紙背文書を収録する。武田本は第一巻から第一〇巻までの、早稲田本は弘安六年自正月至四月別記の紙背文書を、すべて収録。
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