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信念、信頼、確信など、さまざまな「信」を描いた詩の世界
信には信愛（信頼し愛する）、信義（信用と道義心）、信実（真面目で偽りがない）、信誓（真心からの誓い）、信託（信頼して任す）などいろいろな意味があります。人に欠かすことのできない心として漢詩に描かれてきた「信」をテーマにした作品を取りあげます。
第1章 信頼する友へ
友情の詩の傑作／杜甫、李白を想う／白居易の友情／王維と孟浩然
第2章 命ある限り君を信ず
桃園の誓い／三顧の礼／水魚の交わり／管鮑の交わり
第3章 夫婦、兄弟の信愛
信じ合う夫婦 一／信じ合う夫婦 二／陸機と陸雲、兄弟の想い／謝霊運と謝恵連、詩友の想い／陶淵明、従弟敬遠に寄せて
第4章 信義と信念
王昭君の悲運／阮籍、路が途絶えたとき／〓康の絶唱／文天祥、正気の歌
第5章 苦境の中にあっても
白居易、元〓に贈る／柳宗元と劉禹錫／蘇軾と蘇轍、苦難の予感／陶淵明の選んだ道／士の不遇に感ず
第6章 天道は是か否か
伯夷と叔斉／悪人は栄え、正しきは報われず／諸葛孔明の信義 一／諸葛孔明の信義 二
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