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戦後まもなく、子どもたちの夢と希望を乗せて、渋谷駅の上に架けられたロープウェイ「ひばり号」とその生みの親・遠藤嘉一が関わったデパートの屋上遊園地の栄枯盛衰を描く一冊。残された記録は少ないものの人々の記憶の中に生き続ける、失われた「楽園」の数奇な運命とは一体? 貴重な写真と関係者の証言をふんだんに収録、戦前から戦後にかけてさまざまな思惑が絡まり合ってなされた渋谷開発を軸とした「もうひとつの日本近現代史」を探る追憶のドキュメント。
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