一生勝負

一生勝負

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出版社
文藝春秋
著者名
髙橋秀実
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年3月
判型
四六判
ISBN
9784163911854

70歳以上のいまだ現役アスリート24組を1年がかりで取材。下は71歳の体操選手から上は89歳の棒高跳びの選手まで。自身の事情だけでなく伴侶をはじめとする家族の事情で、ここまで長く競技生活を続けるのは非常に困難なこと。それらをどう乗り越え、今でもはつらつと競技に打ち込んでいるのかを掘り下げる――。


マスターズ体操競技会のパイオニアである長田幸子さん(71)は言う。
「60歳で出場した時は『バカじゃないか』と言われました。でも仲間と『あと1年頑張ろう』『あと1年やってみよう』と励まし合って、ここまで来たんです。こうなったら体操は何歳までできるのか、試してみたい、好奇心というか冒険ですね」

なぜ彼らは、競技をやめないのか。24通りのその理由を知ると、自分もまだこれから、と思える。

50代が一番伸びしろがあります(藤岡裕子 77歳 走幅跳)
去年と同じなら記録は伸びていると言っていい(西岡政恵 86歳 競泳)
かつて強かった人との差もなくなっていく(山本健夫 81歳 柔道)
バレーボールのおかげで体が甦りました(保谷和子 80歳 バレーボール)
死ぬまでやろうよ、ということなんです(厚木昭之 84歳 野球)
現役に戻ることで、体力をつけようと思った(長田幸子 71歳 体操競技)
老化していくバランス感覚を回復させる(福田絋史 77歳 ボート)
死ぬまでの時間つぶしなんです(桂川孝三 80歳 ウエイトリフティング)
夢中になれば、つらいことも忘れられます(佐藤美千恵 74歳 ソフトボール)
「闘える」こと自体によろこびを感じる(山田孝 75歳 空手)
筋力はアップしました(齋藤惠美子 87歳 テニス)
老人臭くないでしょ(西川博孝 73歳 フェンシング)
人生は勝負じゃないですか(髙木富子 83歳 卓球)
アーチェリーは子供みたいなもの(柳田一江 81歳 アーチェリー)
ほか。

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