高齢者のための高血圧診療

高齢者のための高血圧診療

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出版社
丸善出版
著者名
名郷直樹 , 岩田健太郎
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2020年3月
判型
A5
ISBN
9784621305010

EBMの大家 2人の賢者が語る「高齢者医療トピック」

「高血圧は危険だ(心配)」
「140mmHgは高血圧だ(どうにかしたい)」
「血圧は下げるべきだ(下げたい)」

これらの個々の患者が述べる希望や医者が示す治療指針も
「個別性」の話というより,移ろいゆく世の中の
ごく一般的な平均値に過ぎないかもしれません

全ての物事が曖昧な中で決まっていく.「適当に」どうにか収まっていくとしたら
そこにあるのは「関係性」であって

「血圧は測らなくてもいいし」
「血圧は下げなくてもいい」
「もちろん測ってもいいし」
「降圧薬飲んでもいいし」
「どちらでもいい」

という捉え方も「有り」でしょう

高血圧マネジメントだけでなく,安楽死,ACP,意思決定の在り方など
今医師は,どういう臨床を提供すべきなのか…

今読んでおくべき,アンチな教科書としての「誇り」が,この本にはあります

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