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国家は越境を試みる人々をどう制御するのか――
人の越境に関与する国々が置かれている立場や状況の多様性と、当事国間の流動的な関係性を捉えるための視点を提示する。
今日、世界における移民、および国内避難民を含む難民の数は歴史上最多に達している。これに伴い、人身取引、密入国、不法就労、移住労働者の搾取や人権侵害といった諸問題が深刻化している。これらの解決には、多国間かつマルチステークホルダーの連携に基づくガバナンス構築が求められるが、国境管理や入国審査を専権事項としてきた国家はそれに抗っている。本書は、人の国際移動をめぐる緊張関係を概念と事例の双方から論じる。
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