アメリカ空軍史から見たFー22への道 上

アメリカ空軍史から見たFー22への道

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出版社
パンダ・パブリッシング
著者名
夕撃旅団
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年5月
判型
A5
ISBN
9784909400918

■究極の制空戦闘機F-22は、どのように生み出されたのか。
 その背景を、アメリカ空軍の成り立ちまで遡って考察していく1冊

・アメリカ空軍を変えた“戦略爆撃の父”とは?
・なぜドイツ高射砲は米英爆撃機を苦しることができたのか
・実はみんな知らない戦闘機の科学──衝撃波、エリアルール1号/2号とは何か
・なぜアメリカ空軍の戦闘機開発は迷走したのか

■【新視点】カタログデータでは分からない、戦闘機の本質が見えてくる!

アメリカ陸軍航空隊は第二次世界大戦で成功を収めて念願の独立を果たしますが、その後、その特殊性ゆえに迷走を続け、ベトナム戦争では戦える戦闘機がなくて海軍機を借り、それでも北ベトナム軍機に辛酸を舐めることになりました。

なぜアメリカ空軍がそのような特殊な空軍となったのか、
それぞれの戦闘機が何を目指し、なぜアメリカ空軍が迷走することになったのか、をアメリカ空軍史全体から考察していきます。
なぜこの機体がつくられたのか、なぜこの性能が求められたのかは、その機体だけを見ても分かりにくいのですが、歴史全体から通して見ていくことで見えてくるものがあるはずです。

またそのなかで、超音速機は衝撃波をどうやって克服しているかや、エネルギー機動性理論とは何か、ステルスがどう発展してきたかなど、ややこしい内容なので意外とミリタリーファンが知っているようで知らなかったテーマについてもやさしく噛み砕いて解説しています。

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【注意】
上巻ではF-22やジョン・ボイドは登場しません。
なお、下巻では“変人&天才”ジョン・ボイドが現れ、エネルギー機動性理論をもとにF-15やF-16といった傑作機を生み出す原動力となり、その流れがF-22へと繋がっていくところまでを描きます。
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■戦闘機の進化の歴史は、レーダーとの戦いの歴史だった!?

「戦闘機の敵は戦闘機」と考えがちですが、戦闘機(軍用機)が恐怖心をいただき、設計のうえで常に念頭においていたのはレーダー管制された高射砲や地対空ミサイルの存在でした。
つまり、戦闘機の天敵は戦闘機ではなく、地対空兵器だったのです。

古くはドイツの高射砲部隊から始まって、ベトナム戦争の地対空ミサイルに苦しめられたアメリカ空軍機はそれらから逃れるために、高速性や機動性を追求するなどの成長を遂げてきました。本書ではその歴史を追います。

■アメリカ空軍を変えた二人の天才

前半(上巻)で登場する天才の一人は、“戦略爆撃の父”ハロルド・ジョージです。
極めて知名度が低いですが、未熟だったドゥーイエの理論を発展させて「戦略爆撃理論」を確立し、第二次世界大戦ではドイツや日本の足腰を叩いて、連合国の勝利とアメリカ空軍の独立に大きく貢

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