言語伝承と無意識

言語伝承と無意識

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出版社
洛北出版
著者名
岡安裕介
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2020年3月
判型
四六判
ISBN
9784903127293

無意識、過去の生活の影の如きもの――。

 「心はいかに伝承されるのか」、「その世代間の伝達の仕組みとは」……。

 柳田國男、折口信夫、フロイト、レヴィ=ストロース、ラカンを経て析出した「言語伝承の図式」を手がかりに、日本文化に通底する特性が、本書において、鮮やかに構造分析されている。

【目 次】

序 論

第1章 精神分析と日本民俗学との思想的交錯

第2章 心はいかに伝承されるのか

第3章 柳田國男から折口信夫へ受け継がれしもの

第4章 構造人類学の導入

第5章 魂の贈与論

第6章 日本という言語空間における無意識のディスクール

第7章 貴種流離譚考

結 論

参考文献/あとがき/索 引

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