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2019年11月は松田優作が亡くなって30年、2020年3月はショーケンこと萩原健一が亡くなって1年経つ。二人の出世作となった「太陽にほえろ!」は、ショーケンにとっては初めてのテレビドラマの主役作品、松田優作にとっては、文学座の無名の研究生から、一躍スターダムに駆け上がるきっかけとなった。そして二人を見出したのが、日本テレビのプロデューサーだった岡田晋吉氏。岡田氏だから語ることができる昭和から平成を経た令和の今も輝き続ける二人の素顔と、これまた初の連続テレビドラマに引っ張り出した石原裕次郎の姿を、最高視聴率40%をたたき出した伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のエピソードや豊富なスチル写真とともにまとめ上げる。昭和47年から61年にかけて放送されたドラマを観ていたあの頃の若者たちの胸に、あの頃の輝きを取り戻す一冊。
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