グローバル化が進む現代において、経済や人的交流の面で相互依存が深まる一方で、安全保障・経済問題や価値観をめぐる対立は激しさを増している。本書は日米中の政治史を専門とする研究者が、20世紀の東アジアにおいて、各国の動向が交錯しつつ形成されてきたアジア秩序構想の歴史的生成およびその諸相を論じる。政治経済・軍事安全保障・価値観が複合的に作用する現代の問題にいかに対峙すべきか、歴史的見地から検討する。
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