文学のトリセツ

文学のトリセツ

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出版社
五月書房新社
著者名
小林真大
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年3月
判型
A5
ISBN
9784909542274

日頃、本を読まないあなたに読んでもらいたい!

誰もが知っている「桃太郎」で文学を学ぶ



文学について興味があるけど「何から読めばいいのかわからない」と思っている人に向けて書かれた、やさしい入門書です。「文学」とはどんな学問なのか、どのような価値があるのか、どのように勉強するのをわかりやすく解説。「文学」の奥深さと面白さを学べる一冊。



《目次》

はじめに(郭潔敏)

第1章 文学って何?

第2章 なぜ今、文学を学ぶ必要があるのか?

第3章 文学批評の基本

第4章 桃太郎はヒーローなのか?─構造主義批評と脱構築批評

第5章 桃太郎はなぜ鬼ヶ島に行ったのか?─精神分析批評

第6章 『桃太郎』は政治小説だった?─マルクス主義批評

第7章 なぜ桃太郎は男なのか?─フェミニズム批評

第8章 鬼とは一体何者なのか?─ポストコロニアル批評

第9章 私たちと桃太郎─カルチュラル・スタディーズ

第10章 桃太郎研究の未来、そして文学研究の未来─障害学批評、エコクリティシズム批評、人文情報学批評

第11章 文学批評の実例─アルベール・カミュ『異邦人』研究

あとがき

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