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「わが国で最も進んだ記録法の全体像を把握する最適の書籍」
田中 滋 氏(公立大学法人埼玉県立大学理事長・慶應義塾大学名誉教授)推薦
生活支援記録法は、記録の標準化や専門性の向上などを目指し開発された新しい経過記録の書き方です。
6つの視点「F-SOAIP」(F:焦点、S:主観的情報、O:客観的情報、A:気づき・判断、I:介入、P:計画)をもとに記録を書くことで、課題や支援の根拠が明確になるため、今後の支援計画の作成や多職種での情報共有に役立ちます。
本書では、生活支援記録法の基本を理解し(第1章)、練習を通じて書き方を身につけ(第2章)、よくある場面を例に活用方法を学びます(第3章)。またAIやICTとの親和性など、生活支援記録法がもつ可能性についても理解を深めることができます(第4章)。
【生活支援記録法(F-SOAIP)の特徴】
①支援の根拠を明確化。専門性の実感につながる
6つの視点に沿って実践に臨み、実践を振り返りながら記録を書くことで、記録者の成長を促す。また他職種の記録を読むことで、職種間の相互理解を促進
②記録の“標準化”に基づく情報連携が地域課題を解決
記録の標準化によって、情報共有がスムーズに。課題解決に向けた連携強化にもつながる
③手書記録・ICTの両方に活用できる
全く新しい経過記録の書き方で、多様な様式で活用できる
【目次】
第1章:理論編 生活支援記録法とは
第2章:演習編 生活支援記録法 書き方トレーニング
第3章:場面編 生活支援記録法の実践例
①介護・保育・生活支援/②ケースマネジメント/③ソーシャルワーク
④保健医療/⑤行政/⑥会議・プロジェクト評価・研修
第4章:展望編 生活支援記録法によるイノベーション
【著者紹介】
嶌末 憲子(しますえ のりこ)
埼玉県立大学保健医療福祉学部 准教授
日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科博士前期課程修了。大学病院(看護師)、訪問介護事業所(非常勤ホームヘルパー)、医療福祉系専門学校の教員などを経て現職。
主な著書に「高齢期の生活変動と社会的方策」(山田知子編、放送大学教育振興会、2019 年)ほか多数。
小嶋 章吾(こじま しょうご)
国際医療福祉大学医療福祉学部 教授
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。医療ソーシャルワーカーを経て現職。
「ソーシャルワーク記録 - 理論と技法-(改訂版)」(共編、誠信書房、2018 年)ほか多数。
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