大聖寺藩

シリーズ藩物語

大聖寺藩

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出版社
現代書館
著者名
山口隆治
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年3月
判型
A5
ISBN
9784768471555

加賀藩三代藩主・前田利常の三男・前田利治が寛永16年(1639)に立藩。藩祖・利治の生母が徳川2代将軍・秀忠の娘珠姫であったため、支藩でありながら、特別に「松平」を名乗ることを許されていた。だが、大聖寺藩では、本藩・加賀藩の家臣の子孫たちが藩政を握っていたため、お家騒動に発展した。また、大聖寺新田藩という支藩を作ったことによって藩内が混乱した。その一方、石川県を代表する工芸品九谷焼は、藩祖の前田利治が始めさせたといわれ、山中塗も大聖寺藩を代表する産業であった。また、藩主のなかには能楽や茶道に通じた者もいた。魅力あふれる藩の物語!

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