ぼくたちがギュンターを殺そうとした日

ぼくたちがギュンターを殺そうとした日

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出版社
徳間書店
著者名
ヘルマン・シュルツ , 渡辺広佐
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2020年3月
判型
B6
ISBN
9784198650704

いじめと同調圧力、
大人が果たすべき役割……

現代にも通じる少年たちの問題を
戦争の影の下に描き出す
名手による緊迫の群像劇!

「なぜ、殺してはいけない?
戦争の時、大人は人を殺したじゃないか」

人間を深く見つめる著者が
危機的状況におちいった少年たちを
温かく見つめ
ヨーロッパで感動の渦を巻き起こした
ドイツ発の話題作。

終戦直後、混乱期のドイツの農村。
十代前半の少年たちは、ある日、
難民の子ギュンターをいじめてしまう。

ギュンターはそのことを誰にも訴えないが、
大人にばれるのを恐れた仲間のリーダーは、
「あいつを殺そう」と言い出す。

表立って反対することができない
主人公フレディは、
隣家の年上の少女に助けを求めるが…? 

子どもたちの間の同調圧力といじめ、
大人が果たすべき役割など、
現代にも通じる問題を
戦争の影の下に描き出す、
名手による問題作!

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