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アメリカの崇高なる根本原理
アメリカ合衆国「建国の父」として知られる、第3代大統領トマス・ジェファソン。その全貌を明らかにする、ピュリツァー賞受賞作家による待望の本格的な伝記。
哲学者でありながら政治家、あまりにも「アメリカ的」な共和主義者──ジェファソンは、歴代大統領のなかで最も知性があるとされ、傑出した政治思想をはじめ、多くの分野に才能を発揮した。1801年に大統領選に勝利して就任を果たすと、共和制を発展させ、独立自営農民を理想化し、03年の仏領ルイジアナ購入、07年の(対英)輸入禁止法などを実行する。共和主義者として自由を守る、奴隷制反対論者だった(多数の奴隷の所有もしていた)。建築や考古学などに対して造詣も深く博識で、政界引退後の19年にはヴァージニア大学を創設。26年の独立記念日に83歳で他界する。「アメリカの崇高なる根本原理」を産んだ政治家として今こそ学ぶべき人物であり、偉大な生涯であった。
米国初の大統領選の雪辱を果たし、自由を守り、三権分立のために大学も創設したジェファソンの政治思想と生涯を描きあげた大作! 下巻は野党党首から大統領になり、大学を創設し、永眠するまで。図版多数収録。
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