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“知の巨人”と呼ばれた父が、膨大な学問の末につかんだもの、また、つかもうとしていたものは「正しさ」などではなく、人々がより幸せに生きぬくための普遍的な「事柄」だったのではないか。
『知的生活の方法』をはじめ、数えきれないほどのベストセラーを著した英語学者/社会評論家、故・渡部昇一氏(2017年没)。本書は、氏の長男であり、音楽家である著者が、家族だからこそ知る“知の巨人”の素顔とその思い出を綴った心温まるエッセイです。
遺された膨大な書物と言葉、父子のふとした会話、最期の別れの追憶などを通して、氏が探求した学問と思想を実息の視点から回想。亡き父を想うノスタルジックな文章でありながら、生きる希望を読者に授けるエピソードが満載。令和の時代を生き抜くための、日本人への励ましが込められた一冊となっています。
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