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本書は、17~18世紀におけるヨーロッパ近代思想の趨勢を真正面から受け止め、ロックからスミスに至るまでの系譜として跡付けることを目標とし、イギリス近代思想の特質を「啓蒙」概念から分析し整理する。啓蒙の諸側面の中でも特に経済の問題を探究し、労働(勤労)や生産の重要性を強調しているが、これは、経済学の本来的目的を「人類が幾世代にわたって生存できる物質的基盤を確保すること、そのための経済社会システムを構築すること」という筆者の考えに立脚している。第Ⅰ部では、啓蒙の起点としての自由な個人による世界の認識、知的・道徳的発達の問題を解明する。第Ⅱ部では。啓蒙の基盤となる経済的豊かさを実現するのに、勤労と生産が重要と強調する経済認識の展開過程を明らかにする。
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