隊長さんの部屋を出て使用人としての生活をスタートした桜は、<隊長の愛人>という噂のせいで敵意を向けらることはあるものの、あらためて彼の存在の大きさを実感しはじめていた。
そんなある夜、激しい嵐に怯えた桜は思わず隊長さんの部屋を訪ねてしまう。
ようやく自分の気持ちを自覚した桜だったが……。
「お前の心が俺にないのなら、身体だけつながっても虚しいだけなんだ」
大好きなのに信じてくれないのがもどかしくてならない桜。
もつれにもつれてしまった二人の関係は、桜の身に起こった原因不明の現象によって急転直下の展開を迎えーー!?
一夜の過ちから始まった恋、いよいよ終結!!
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