橋爪節也の大阪百景

橋爪節也の大阪百景

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出版社
創元社
著者名
橋爪節也
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年2月
判型
四六判
ISBN
9784422250885

大阪的文化の地層を掘り起こす圧巻の100コラム。言葉、人物、絵画、文学、音楽、芸能、祭り、食文化、その他貴重資料から、この街に埋もれた本物の都市文化とその魅力を洒脱につづる。古典から最新の諸作品や展覧会まで、古今も硬軟も織り交ぜた縦横無尽で多彩な題材を、当代随一の語り部が郷土愛を込めて描いたエッセイ集にして、新しいかたちの大阪文化誌。巻末に読み物事典としても使えるキーワード索引を付す。図版多数。

〔目次〕
《巻頭カラー口絵》
はじめに
◇第一景 錦絵で〝花の都〟へ ――一養斎芳瀧・南粋亭芳雪・一珠斎国員「浪花百景」
◇第二景 大阪万博から半世紀 ――EXPO’70(日本万国博覧会)
◇第三景 描かれた適塾 ――緒方洪庵 手塚治虫 司馬遼太郎
◇第四景 大阪名物〝造り物〟 ――夏祭り 松川半山『四季 造物趣向種』
◇第五景 大川で舟遊び ――木谷千種「浄瑠璃船」
◇第六景 大阪ことば「いちびる」の語源 ――雑喉場魚市場  『守貞謾稿』 「滑稽浪花名所」
◇第七景 船場の通り名 ――通り 筋
◇第八景 とめの祭り「神農祭」 ――道修町 少彦名神社(神農さん)
◇第九景 双六で正月遊び ――「衣装競似顔双六」
◇第一〇景 大阪の生んだ世界的美術家・森村泰昌 ――「セルフポートレイト」
◇第一一景 上方落語「高津の富」の風景今昔 ――高津宮 絵馬堂 五代目桂文枝
◇第一二景 〝まっちゃまち〟の四季 ――松屋町 五月人形 赤本
◇第一三景 〝みおつくし〟のプライド ――澪標 天保山 大阪市章 難波橋
◇第一四景 道頓堀にたたずむ川柳の句碑 ――食満南北 太左衛門橋 相合橋
◇第一五景 建築物ウクレレ化保存計画 ――伊達伸明 法善寺横丁 美章園温泉
◇第一六景 〝なにわ知の巨人〟の貝類標本 ――木村蒹葭堂『奇貝図譜』
◇第一七景 「大阪市歌」を歌えますか ――黒田清 服部良一「おおさかカンタータ」 朝比奈隆
◇第一八景 モダン大阪の三大〝ブラ〟とは ――心ブラ(心斎橋) 道ブラ(道頓堀) 平ブラ(平野町) 岸本水府
◇第一九景 伝説の御堂筋パレード ――南海ホークス 関一 近代建築 流行歌 いちょう並木
◇第二〇景 大正時代の大阪の記憶 ――大大阪 大阪万博
……以下全百景
おわりに
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