ドリトル先生アフリカへ行く

角川文庫

ドリトル先生アフリカへ行く

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出版社
KADOKAWA
著者名
ヒュー・ロフティング , 河合祥一郎
価格
660円(本体600円+税)
発行年月
2020年2月
判型
文庫
ISBN
9784041087893

NHK Eテレ「100分de名著」 「グレーテルのかまど」で話題

シリーズ累計45万部突破!

世界中で愛される、動物と話せるお医者さんの物語。第1弾。
【動物と話せるお医者さんのびっくりゆかいな大冒険!新訳&挿絵付】
装画・挿絵:ももろ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。

●あらすじ
ドリトル先生は動物のことばが話せる、世界でただひとりのお医者さん。でも患者は動物ばかりで人はよりつかず、いつも貧乏。
ある日、ジャングルのサルの間で広がる、おそろしい伝染病の話を聞き、仲良しのオウム、子ブタ、アヒル、犬、ワニたちと、船でアフリカへむかう。
凶悪な海賊との対決、世にもめずらしいボクコチキミアチとの出会い…。
世界中の子どもと動物に愛されるお医者さんの名作を、新訳とかわいい挿絵で楽しもう!

●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。

・ラストで、アヒルのダブダブが焼くおやつが、先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。

など、他にも多くの変更箇所がございます。イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せない下りが、本作では美しく訳されています。

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