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誰も発言せず、何も決まらない会議。
自分には関係のない情報まで送られてくる「Cc」のメール。
「PCでできるはずなのに……」と思いながら続けている手書き作業。
何度も同じことを説明させられるホウレンソウ。
立ち上げに何分もかかる会社支給のPC……。
私たちが働くオフィスには、いたるところに“ムダ”が潜んでいます。
なぜ、人はムダなことをやめられなのでしょうか?
個人の意志の問題でしょうか?
それとも会社の体制の問題?
「ムダだとはわかっていても、長年続く習慣や文化だからなかなか抜け出せない」という人も多いことでしょう。
しかし、最も大きな原因は、そもそも目の前にあるムダをムダだと思っていないことにあるのではないでしょうか。身のまわりにはびこるムダに気づいていないということです。
本書では、破綻寸前の会社をムダとりによって再生した著者が、誰もがやってしまいがちな “仕事のムダ”を70個挙げるとともに、それを取り除く方法を解説します。
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