多国籍企業は、現在、相互の激しい競争と自然・社会環境破壊回避・維持のための戦略的対応の最中にある。本書は、このグローバル化進展の過程を、生起する新しい現象の現状分析、企業行動認識のための理論構築、業種・業態別の未来予測という3視点から解明する。本書は、その意味で広く国際ビジネス関連の研究、調査、実践の有効な道標となり得る。
元多国籍企業研究会会長、横浜国立大学名誉教授
竹田志郎
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