取り寄せ不可
「求人に応募がない」「欲しい人材が得られない」「選考中によく辞退される」「採用しても定着してくれない」…
空前の人材売り手市場と呼ばれる昨今においても、このような問題に悩む採用担当者は少なくないでしょう。
こうした問題の多くは、これまで採用の常識とされてきたことが、
実際は効果の乏しいものであったり、社会の変化に対応できないものになったりしたことが主な原因です。
解決していくためには、採用に関する適切な知識、人材や社会を正しく捉える観点と姿勢、
最適な採用を行うためのスキルや行動が求められます。
このため、採用担当者を始めとした採用に関わる人々は、
採用に関する事柄を日々ブラッシュアップしていくことが欠かせません。
とはいえ採用に関する学習の成果は、採用した人材の入社後の働き振りなど長い目で見る必要があります。
また、どこまで能力を高めればよいのかという目安もない学習になります。
これでは学習効果が実感しにくく、学習意欲も削がれやすいため、
採用担当者の能力向上を妨げることにもなりかねません。
そうなると、採用に関する問題を解決することがますます難しくなってしまいます。
そうした中、人事や採用を研究する有識者や採用活動に従事する事業者達によって誕生したのが、
『採用力』という概念とそれを学ぶ指標としての『採用力検定』です。
『採用力』とは、「組織および社会に有益な採用活動を設計・実行する力」を指します。
企業の採用に関わる方々が、基礎的な知識やスキルを身につけるのはもちろんのこと、
社会全体の発展につながる力を身につけることを最大の目的としています。
「社会全体の発展」を大げさに感じる方もいらっしゃるでしょうが、
①企業が採用することで、生活が安定・向上する個人(人材)
②個人を採用することで、事業の維持・拡大が行える企業
③構成要素の個人や企業がよくなることで、社会も発展
というように、採用は社会にとって重要な役割を担っており、
「よい採用」は「よい社会」を作ることにつながります。
『採用力』は次の5つの要素で構成されています。
この5要素を高めることで、採用担当者は「よい採用」を行うベースを強化できます。
○パースペクティブ(採用に対する視座)
○マインド(採用に向き合う姿勢)
○ナレッジ(採用を良くするための知見)
○スキル(採用を良くするための技能)
○アクション(採用における行動)
本書は、この『採用力検定』唯一の公式テキストです。
上記の5要素を採用活動の実務に落とし込んで解説しています。
有識者らの調査等に基づく解説は各テーマに細分化されており、
忙しい合間を縫っての学習や、テーマをピンポイントで調べることを可能にしています。
さらに第1回検定試験を解説付きで収録しており
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。