発達障害をめぐる世界の話をしよう

サイコ・クリティーク

発達障害をめぐる世界の話をしよう

取り寄せ不可

出版社
批評社
著者名
関正樹 , 高岡健
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2020年2月
判型
B6
ISBN
9784826507066

発達障害のサインは? 発達障害の子どもはどう育てる? 自閉スペクトラム症の大人とどう付き合ったらいい? 自分で発達障害か判断できる? 周りに隠しておいたほうがいい?
発達障害を抱える子どもの親や先生、大人の発達障害当事者が生きていくなかでぶつかる疑問・困難に、経験豊富なベテランとネット・ゲームにも詳しい若手の児童精神科医二人が回答!発達障害に初めて直面する人から、家庭や教育・仕事の現場で彼らを支援する人へまで向けた一問一答形式の入門書。

児童精神科を訪れる親子の悩みはさまざまです。幼児期ですと、「言葉がでない」とか「発達が遅い」などの発達の相談や「保育園と幼稚園どちらに入園したらよいか」や「小学校の就学先」などの進路から「子どものかんしゃく」や「トイレトレーニング」などの日常の子育てまで多岐に渡ります。学童期になれば学校での学習のことやインターネットやゲームとの付き合い方まで様々です。
本書が発達障害を有する子どもの子育てをしているお母さんやお父さんにとって、少しだけ子育てが楽になるようなヒントのようなものになればとてもうれしく思います。
(まえがきより:関正樹)

知っておいていただきたい大前提は、「障害」は人間の内部にはないということです。子どもの場合でも大人の場合でも、人間の内部には、たとえば「足が動かない」だとか「ことばが出ない」といった状態があるだけです。しかし、その人間と周囲の社会とのあいだに壁が存在すると、その人間は生きにくくなります。それが「障害」にほかなりません。つまり、人間の内部の状態+周囲の壁=障害ということです。(本文より:高岡健)

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