取り寄せ不可
連鎖する仄暗い欲望の先にあるのは!?
幼なじみだった「るりは」と「那結」。性的虐待が始まったあの日から、世界はいびつに穢れ壊れゆく中、穢れを知らない「那結」だけが救いだった「るりは」。
二人の関係は、いつしか心も体も深くつながったが、「るりは」のほの暗い欲望は依存と束縛、やがて支配へと変容し、「那結」を追い込んでいく……。
嘲る。嘲られる。抉る。抉られる。
恋人から、再び親友に戻ろうと距離を置こうとする那結。
しかし、「るりは」の欲望は、那結を思うようにさせはしない――――。
少女から女へ、世代を超えて男と女の歪んだ人間の本質を抉る衝撃の問題作!
【編集担当からのおすすめ情報】
叔父にレイプされた「るりは」、継父から性的虐待を受け続ける「こずえ」、「るりは」の欲望に絡め取られていく「那結」──
仄暗い欲望が呼び込む、新たな欲望と絶望。
脆く傷つきやすいがゆえに尊いものがあったのに、大人たちが少女たちを蹂躙した傷跡に、目を背けてはならない。
少女の、女たちの、そして男たちの本質を問う衝撃的問題作。
第4巻を手に取れば、もう一度、1巻から読み返したくなる。
今、散りばめられたピースが動きだし紡ぐ物語に、目を背け己を欺くことなかれ。
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