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久々にロンドンを訪れたカッサンドラは、二年前に「形だけ」の結婚をして以来、別居していた、実業家の夫・ジョシュアと再会を果たす。
妹が社交界デビューするまでの期限付きで同居を始めるが、不作法で無分別な夫への苛立ちを抑えられない。
一方、暗い心の傷ゆえに他人を信用することができないジョシュアも、カッサンドラを邪魔者扱いした。
だが、ともに生活をする中で、互いの内面に惹かれ合った二人は「本当の」夫婦になりたいと願うようになり……RITA賞最優秀ヒストリカル長編賞受賞作!
Mia Vincy
ミーア・ヴィンシー
ジャーナリスト、コピーエディターを経て、本書『不埒な夫に焦がれて』で、2018年にデビュー。
本書が、2019年RITA賞最優秀新人賞にノミネート、かつ最優秀ヒストリカル長編賞を受賞し、一躍ロマンス界の寵児に。
次作『The Beastly Kind of Earl』も既に上梓している。現在、オーストラリアのヴィクトリア在住。
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