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アメリカの「共和主義」の誕生!
アメリカ合衆国「建国の父」として知られる、第3代大統領トマス・ジェファソン。その全貌を明らかにした、ピュリツァー賞受賞作家による待望の本格的伝記。
1743年、ヴァージニアの名家に生まれたジェファソンは勉強熱心で、どこに行くにもギリシア語文法書を持ち、バイオリンとホメロスを嗜む、感受性も豊かな青年だった。大学で哲学を修めて卒業後、弁護士をへて大陸会議議員に。「独立宣言」の起草に携わり、76年7月4日に承認されて名声を得る。しかし、ヴァージニア知事を務めていた間に二度もイギリスに侵略され、ジェファソンの指揮する軍隊は敗走を重ねたことが、以後の政治的出世に影響を及ぼす。フランス公使となってパリのサロン文化に親しむが、奴隷の兄妹をアメリカから伴っており、妹のサリーと関係を持ち、子供をもうける。そして帰国後、初代大統領ワシントンのもとで初代国務長官を務める──。
啓蒙時代の政治哲学に知悉して独立革命を推進、理想を主張するだけでなく現実的に有効な手段を模索して、権力を積極行使したジェファソンの政治思想と生涯を描きあげた大作! 上巻は、初代国務長官にいたるまで。図版多数収録。
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