亡き夫との最後の夜を思い返すうち、とせはある真実に気付く(「仲秋十五日」)。出征した想い人を待ち続け尼となった香苗のもとに一人の男が現れ……(「春いくたび」)。婚家か生家か、苦渋の決断を迫られた正子が示した驚嘆の覚悟(「夫婦の城」)。女たちは降りかかる困難から逃げず、屈せず、自分らしい道を貫いた。強く生き抜く“女” をテーマに傑作五篇を収めた、感奮興起の時代小説アンソロジー!
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