取り寄せ不可
愛の奇跡は訪れた――
数億分の一の確率で。
自分が住む田舎町に医師のベンが現れて、看護師のエミリーは驚いた。
3年前の夏、わたしはベンに熱烈な恋をして、赤ちゃんを授かった。
なのに、パリに住む彼に伝えに行くと、嘘をつくなと追い返され、
ただの都合のいい遊び相手だったのだと思い知らされた。
ところが、再会したベンはエミリーの子を見るなり、顔色を変えた。
なんという運命のいたずらか、息子はベンにそっくりだったから。
エミリーは、わが子ともども拒絶されたことを忘れてはいなかった。
だが、ベンが過去に癌を患い、子どもは持てないと宣告されたと聞き、
もう一度彼に愛されたいと願うようになる。
たとえベンが、エミリーのいない人生を望んでいても。
生涯を通じて、愛と命をテーマにした胸を打つ作品を世に送りつづけたJ・テイラー。今回も涙を誘う感動作です。ヒロインは息子に接するヒーローを見て、3人で家族になる夢を抱きます。そして彼がパリに帰るまでの1週間で、その本心を知ろうとしますが……。
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