二条良基

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出版社
吉川弘文館
著者名
小川剛生 , 日本歴史学会
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2020年2月
判型
四六判
ISBN
9784642052955

南北朝時代の関白。当初後醍醐天皇に仕えながら北朝で長く執政し、位人臣を極める。南朝の侵攻、寺社の嗷訴、財政の窮乏等あまたの危機に立ち向かい、室町将軍と提携し公武関係の新局面を拓く。かたわら連歌や猿楽を熱愛し、『菟玖波集』を編み世阿弥を見出す。毀誉褒貶激しい複雑な内面に迫り、室町文化の祖型を作り上げた、活力溢れる生涯を描く。

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