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吉松秀樹(建築家/大学教授)が学生に伝えてきた想いが、みんなの今にどのようにつながっているのか?彼の言葉を透かしてみんなの姿勢が見えてくる
ーー彼の足跡や息遣いやジェスチャーが刻み込まれた、時間と空間が取り結ぶ結界みたいな本
建築を通して関わりのあるAラボ、研究室、友人など230 名が記憶している吉松秀樹の言葉と、彼が大学で出題した設計課題を集めたのが、『手と足で考える』である。
本は2 冊組になっている。『手で考える』には、彼の人生や仕事のターニングポイントであった35 歳以上の著者の言葉に纏わる物語と設計課題が収められており、『足で考える』には、35歳未満の若い世代の物語が記されている。
書名には、「建築や街を自分の目で見て身体で感じることが大事。そして常に手を動かしながら考えていく」という彼の設計や人生に対する姿勢と想いが込められている。
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