取り寄せ不可
サブスクの上陸により、ディガーたちの自我が崩壊したテン年代末。
誰もかえりみることのない、街道沿いブックオフのCD棚から、
累計10万時間以上を費やして提示した、
来るべき2020年代の究極のディスクガイド。
シティポップ・リヴァイヴァル~ ヴェイパーウェイヴ以降の
視点をもとに、おもに90年代のCDから隠れ名盤を紹介した画期的な1冊がついに刊行!
<おもな内容>
★1986~1989 シティ・ポップ黄金期の向こう側――CD普及期
★1990~1994 雲散するシティ・ポップ――渋谷系の逆襲
★1995~1999 多様化とJ-R&Bの勃興――CDバブル
★2000~2006 「等身大の自分」とナマ音回帰――シティ・ポップ再評価前夜
【本書に寄せられた推薦コメント】
この異形のディスクガイドをどう受け止めたらよいだろう。都市の間隙やロードサイドに未知を追い求め、聴取行動の蓄積によって再帰的に構築される「趣味(taste)」の彼岸に果敢に身を投じるbu員たちのいびつな、しかしあまりにもまっとうな音楽への意志の記録を、私は……。
――imdkm(ライター/批評家)
「忘れられたニッポン」の再発見。ページをめくるたびに現れる、消費社会のスキマに葬られてきた音盤たちの山。ジャパニーズポップミュージッ クの果て目指して歩き続ける人々の、長い旅の記録。……というか、キテますね。
――コメカ(TVOD)
つひにかくれあるべき事かはーー
lightmellowbu、僕には彼らが勇者にみえる。ふたたびその銀盤に光を当てる勇者に……
こんなにもロマンが詰まったディスクガイドは今まで無かった。大推薦本。
――菅原慎一(シャムキャッツ)
lightmellowbuの書籍が出版される。大事件である。本書は、近年大きな盛り上がりをみせるシティポップという潮流、その隆盛から抜け落ちた空白の20年間を補完した未知なるガイドブックである。全国のブックオフ290円CD棚を五十音順に踏破してきたいくつもの眼光の先に結実した成果である。
――捨てアカウント
ブックオフの脚立に登り、最上段からまるで新種の動植物を見つけるハンターの様に目を光らせる集団lightmellowbu。彼らの口癖は一曲当たりがあれば名盤の世界。忘れ去られた不毛の地から砂金を集めて結晶にしたのがこの本の様にも思えます。ジャケットから空漂う無名の名盤の匂いを嗅ぎ取り、自分の目と耳と足で見つけ出した宝の
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。